「ヘアドネーション」がんばっている子供たちに笑顔を!

ヘアドネーションという言葉を知っていますか?
実は、私は最近娘と一緒にたまたま見ていたテレビニュースで知りました。

 

私はこんな素敵なこと知らなかったし、もっともっとたくさんの人に知ってもらうべき!!

 

と思ったので、微力ながら自分にも出来ることをと思って書くことにしました(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)

 

ヘアドネーションとは?

 

この言葉の意味は
ヘア⇒『髪』
ドネーション⇒『寄付』

 

『髪を寄付する』という意味なんです。

 

『髪を寄付する?!』と言われてもピンと来ないですよね。

 

物凄く簡単に言うと、カットしたあなたの髪をある団体に送る(寄付する)ということなんです。

 

髪を送るって、ちょっと不気味…と思ったりしちゃいます?

 

その寄付した髪は、何に使われるのか?
それを知ったらあなたの考えも変わると思います♪

 

寄付した髪の毛は何に使われるのか?

物語の中で、女の人が長い髪を切って、それをお金に変え大切な人に贈り物をしたり、家計の足しにしたりという話は1度は聞いたことがあると思います。

 

実は現在、今もなお日本でもそのような事が行われていんです。

 

その売った、買われた髪は何に使われるのか?

 

それは…
『かつら』、いまでは『ウィッグ』を作るために使われます。

 

店頭に置かれているウィッグの殆どは、人工毛髪(化学繊維やアクリル)で作られたものが多いのですが、昔はカットした本物の髪でかつらを作っていたんです。

 

今でも、人工毛髪を使わないリアル髪の毛でウィッグを作るために、髪の毛の売買がされているんです。

ヘアドネーションで寄付された髪も同じように『ウィッグ』を作るためのものなんですが、おしゃれのためのウィッグではなく、病気や事故などで髪の毛を失った人のための『医療用ウィッグ』を作るためのものなんです。

 

病気と闘う子供たちに笑顔を!

特に私と娘がテレビニュースでみたヘアドネーションは、小児ガンや無毛症、先天性の脱毛症、不慮の事故などで髪の毛を失ってしまった子ども達に、医療用ウィッグを作って無償で提供するための『ヘアドネーション』に取り組んでいるNPO法人でした。

そのニュース番組では小児がんを患って抗がん剤治療の影響で髪の毛が少なくなってしまった女子高生が出ていました。

 

そのNPO法人に依頼をしてからその女の子の手にもとに届くまで約1年半かかったそう…。
それまでは、女子高生なので、おしゃれはしたい。でも髪が…お化粧をしても、帽子姿…
思うようにおしゃれができなった様です。
でも、リアル髪の毛のウィッグが届いてからは、髪を気にすることなくおしゃれを楽しんでいるようで、彼女はとてもかわいらしい笑顔で喜んでいました(#^^#)

 

でも、別に人工毛髪のウィッグでもいいのでは?

と思う方もいらっしゃるかもしれませんね(;´・ω・)

 

医療用ウィッグは、大人の女性が対象がほとんどで、子供用となると極めて限ら種類のものしかなく、しかも人工毛髪の化学繊維やアクリル製のものばかり。

 

人工毛髪のウィッグはお値段は安めですが、カツラということが簡単にわかってしまうので、本当は楽しみなはずの学校生活への復帰に不安を抱える子供が多いのだそうです。

 

 

それだけではなく、子供って無邪気で可愛いですが、たまに悪気なく友達を傷つけてしまう発言などもシバシバ…。そのことが原因でイジメや登校拒否、ひきこもりを引き起こしかねないとてもナーバスな問題となってしまうんです。

ウィッグの事でさらなる大きなストレスを抱えてしまう…
大病と一生懸命闘ってきた子供にそんな思いさせたくないですよね。

 

でも、本物の髪の毛で作ったウィッグならそんな不安を解消してくれるんです。

 

ヘアドネーションをするには

大まかにわけると

①ウィッグにできる髪の毛の条件を確認
②協力してくれる美容院・サロンを探す
③切った髪を送る

 

①ウィッグにできる髪の毛の条件

どんな髪でもよいという事ではありません。
やはり一定の条件があります。

31センチ以上の長さの髪の毛
(31センチ以下の場合でも、無駄になることはありません)

多少のダメージがあっても大丈夫
(パーマ、カラー、ブリーチをしていても引っ張って切れてしまうほどのダメージがなければ大丈夫)

くせ毛などの髪質、年齢、性別、国籍などは関係なし

完全に乾いた髪の毛
(髪の毛にもカビや雑菌が発生する可能でがあるため、完全に乾燥した状態にする必要があります)

 

条件といっても、そんなにハードルは高くないですね(#^^#)♪

 

②カットしてくれる美容院を探す

髪の毛の条件をクリアしたら、次にカットしてくる美容院を探す必要があります。

●行きつけの美容院

事前にヘアドネーションしたいことを伝えて、協力してもらえるか?を確認する必要があります。美容院によっては、「今までそのような事をした事がなく、責任問題になったら困る…」と断られてしまう事もあるようです((+_+))

あくまでボランティ活動なので、そこは美容院に無理強いをするわけにはいきません。
断られてしまったら、潔く違う美容院を探しましょう。

もし、快く協力してくれる場合は、自分できちんとカットの仕方なども説明する必要があります。

 

●賛同サロン

Japan Hair Donation&Charity
このような募金箱が設置してある美容院や、ヘアドネーションに賛同している美容院、サロンでカットしてもらうのが一番寄付する側も安心できますね。
※事前にその店舗がどのように協力しているかなど直接店舗に確認する必要があります。

協力してくれるドネーションサロンを探す
⇒ https://www.jhdac.org/search.html

 

●自宅でカットする

近くに協力してくれる店舗、賛同している店舗がない場合、自宅でカットして寄付(送る)というのもOK。

その場合、自宅でカットする前に美容院に予約を入れておいて、美容院に行く前に自宅でカット
美容院で髪を整えてもらうという流れがいいかもしれません。

 

店員さんには「どうしたの?自分で切ったの?」という突っ込みが入ることは覚悟しておいた方がよさそうですが・・・(^-^;

 

どのように切ればよいのか?

バラバラになっている髪は、せっかく送っても使われることなく処分されてしまうので、
必ず、髪を何本かにゴムで束ねて切るようになります。

ヘアドネーション カットの仕方

 

詳しくはNPO法人「JHDAC」のHP「05. カットの流れ(束ね方とカットの方法)」
⇒ https://www.jhdac.org/hairdonation/hair.html

 

③切った髪を送る

日本国内でヘアドネーションを専門に取り扱っているNPO法人「JHDAC」にヘアードナーシートと共に郵送するだけ*^^*
※詳しい送り方や送り先は⇒ https://www.jhdac.org/hairdonation/hair.html

髪を送付するとき、料金不足や着払いだと受け取りが出来ない様なので、送料についてはきちんと確認をして、確実に受け取ってもらえるようにしましょう。

 

15センチからでもできるヘアドネーション

この記事を書くためにいろいろ調べていたら、なんと!31センチの半分!!
15センチからでもできるヘアドネーションを発見しました。

 

『つな髪』
http://www.organic-cotton-wig-assoc.jp/

 

こちらにも「つな髪認定サポート店」として協力してくれている美容院の情報も確認できます。

 

しかも!イベントまであるようで、ヘアドネーションの実演や、帽子制作、ウィッグのヘアアレンジ体験などもできるようです。

 

まとめ

今回は、テレビニュースでみたNPO法人「Japan Hair Donation & Charity」さんのことを中心にヘアドネーションについて簡単にではありますがご紹介させて頂きました。

何気なく美容院に行って髪をカットしてもらう。カットされた髪が床に落ち箒でまとめられてゴミ箱へ行くという光景をなんとも思わずにいました。

 

でも、その捨てちゃっている髪の毛をヘアドネーションしたら…
大病と闘って頑張った子供たちを笑顔にすることができる。

 

テレビニュースでは、ヘアドネーションに感動、共感した小学生の男の子がすでに半年も髪を伸ばし続けている場面もありましたし、ある学校では、ヘアドネーション部という部活もあるようです。

 

子供たちが、大病を患った子供たちのために動いているのに、大人が何もしないわけにはいきませんよね(・ω<)-☆

 

そのテレビニュースを一緒に見ていた小1の娘(ラプンツェル?貞子?を目指して髪を伸ばしています)ですら、「もう少し伸びたらこれ(ヘアドネーション)を私もやる!」と言っています(o^^o)

 

なので、私も娘がヘアドネーションする時一緒にヘアドネーションできるよう髪を伸ばしています。

 

何もしなければ、ただ捨てりてしまうだけの髪。
そらなら、その髪にもうひと仕事して貰って、病と闘った(闘ったいる)子供たちの役に立ちたいですよね#^^#

 

その時のために、少しでも綺麗な髪を維持できたらと思い、こんな物を探してみました。





関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

WP2Social Auto Publish Powered By : XYZScripts.com