
お酒を飲んだあとの頭痛
みんなとわいわいはしゃいだり、
気の置けない友人や恋人とゆっくりとした時間を過ごしたり。
そんな時欠かせないのが「美味しいお酒」。
私もそんな「お酒」が大好きです。
しかし元来お酒に強くないのか、、少し飲んだだけでもすぐ頭痛が、、、。
みんなこんなに楽しそうなのになんで自分だけ!!
そこでお酒の後の頭痛について、そしてその対処法を調べてみました!
お酒で頭痛が起こる原因は2種類あった!
お酒を飲むことで起こる頭痛には、
お酒を飲むことによって起こる頭痛と、
二日酔いによる頭痛の2種類があります。
前者の「お酒を飲むことで起こる頭痛」というのは、
生まれつき、アルコールを分解する能力が欠けている=お酒が弱い人に起こる頭痛です。
お酒を飲むと、体内のアルコールを排出するために血管を拡張し、血流を促進します。
そのアルコール排出能力が欠けているため、他の人より拡張した血管が、神経を圧迫してしまうのです。
そのため頭痛が起こります。頭痛だけでなく顔が赤くなったり、不快な症状を引き起こしてしまうのもそのためです。
後者の「二日酔いによる頭痛」はお酒の強い方でも経験したことのない人はいないのではないでしょうか。
こちらの頭痛の原因は、アセトアルデヒドという物質です。お酒を飲むと、アルコールが肝臓で分解されアセトアルデヒドが発生するのですが、アセトアルデヒドには血管を拡張させる作用があり、拡張した血管が神経を圧迫することによって頭痛が引き起こされるのです。
また、アルコールの利尿作用で、飲んだお酒の量以上に水分が失われることが原因で起こる「脱水症状頭痛」、肝臓がアルコールの分解を最優先することで起こる「低血糖頭痛」も起きている可能性があります。
お酒を飲むことで起こる頭痛の対処方法
では、お酒の弱い私たちが、どうやってなるべく頭痛を起こさず楽しい時間が過ごせるか。。。
◆水分をしっかりとる!
お酒は水分なので水分はとってる、と思いがちですが、アルコールとは別に「水」をこまめに飲みましょう!
体内のアルコール濃度が上がりすぎるのを防ぎ、アルコールの排出を助けることで頭痛が起こりにくくなります。
◆ビタミンB2とマグネシウムは、お酒による頭痛を抑制する!
ビタミンB2は納豆やレバー、ししゃもに、マグネシウムはいくらや豆腐、あさりに多く含まれる成分です。
お酒を飲むとき一緒に食べることで、頭痛を予防します。
◆ウコンや五苓散を飲食前に!
秋ウコンに含まれるクルクミンを摂取すると、肝機能が活性化され、肝臓にある毒素を分解・排出します。
発生したアセトアルデヒドも分解して体外に排出してくれるため頭痛が起きにくくなります。
漢方である五苓散は、過剰な水分やアルコールの排出を助け、つらい頭痛や二日酔を抑えます。
これらはどちらかというと「二日酔い頭痛」に効果がありますが、予防しておくに越したことはありません!
それでも頭痛が起きてしまったら・・・
冷やす!
ズキンズキンと脈を打つような頭痛が起きてしまったら冷やすのが効果的です。血管の拡張が原因なので冷やして血管を縮ませる必要があります。濡らした冷たいタオルや保冷剤などで痛む部分を冷やすとよいでしょう。
とにかく水分を取る!
水分をたっぷりとることで、体内のアルコール濃度を薄めてアルコールの排出を助けます。アルコールの利尿作用で脱水状態になるのを防ぐためにも、水分はしっかりとるようにしましょう。
またカフェインには、血管を収縮させる効果やアセトアルデヒドの排出も促進する効果があります。
頭痛がしてしまったらアルコールは控えてコーヒーや緑茶などを摂取するのがよいでしょう。
してはいけないこと!
✕頭痛薬を飲む
血液に取り込まれた薬の成分は肝臓で一定量分解をされます。そのため肝臓がアルコールの分解を行っていると薬の成分の分解量が減り、薬が過度に効いてしまう現象が生じ、胃に負担をかけたり肝障害を起こすリスクもあります。
市販されている頭痛薬の多くに服用前後の飲酒はしないよう注意書きがあります。
****************************
お酒が弱いのに今まであまり対策もしていなかった私。
これを機にもっと楽しいお酒タイムを過ごしたいと思います!
みなさんもお酒を飲んで起こる頭痛の予防法、起こってしまったときの対処法を知って上手にお酒を楽しみましょう。
この記事へのコメントはありません。