
薬味の効果!再発見!!!
薬味には様々な効果があります!!
普段何気なく使う薬味ですが、なければ何か物足りない感じがします。薬味には、料理の味を引き立て風味を増し、食欲を増進させる効果があります。
日本では昔から薬味の効果を和食に取り入れていました。
私たちが普段食べている薬味には、私たちの身体にとってどのような効果があるのか調べてみました。
【ねぎ】
栄養成分が多いのは緑色の部分。薬効があるのは、白い部分で「殺菌」「抗菌」「発汗作用」があります。
風邪のひきはじめには、お味噌汁に白い部分を刻み沢山入れて飲むのが良いと言われています。
*ネギオールという成分が風邪のウィルスに対する「殺菌作用」があるみたいです。
【ニンニク】
ニンニク独特の匂いのもとである、アリシンに、「抗酸化作用」「殺菌」「抗菌」作用があり、自己回復力を高め、疲労回復、ストレスに対する抵抗力も促進すると言われています。
*抗酸化作用は血液をサラサラにする作用があり、「高血圧の予防」にも効果があると言われています。
【しょうが】
しょうがの辛み成分であるショウガオールに「血行の循環」をよくして、「新陳代謝を高める」作用があることから「鎮痛」「鎮咳」「発汗」「解熱作用」の効果があると言われています。
*最近では、体を温める食べ物といえば、「しょうが」と答える人も多くなったと思います。風邪をひくと「しょうが湯」を飲んだり、うどんにすりおろしたしょうがを入れたりしますね。
【大葉(シソ)】
鉄分が豊富に含まれている大葉(シソ)は、ポリフェノールの一種アントシアニンが含まれ「毛細血管の強化」をし血行を良くする働きがあり、「貧血予防」に効果があると言われています。
*収穫期になるとシソの葉もたくさん実り、よくシソジュースを作られるお家もあります。シソジュースの効果としては、「夏バテ予防」「美肌効果」「胃腸回復」などがあり、最近では「花粉症対策」の飲み物として注目を集めているようです。
【ミョウガ】
独特な香り、苦み、シャッキとした歯触りがあります。その香りの正体は「α-ピネン」と言います。効果としては、「食欲増進」「消化促進」「発汗作用」「解熱作用」があり、カリウムも豊富に含まれているようです。
*みょうがの香りや、辛味成分に効果があるようで、その他にも「不眠症」「生理不順」に効果があると言われています。
【にら】
ニンニクと同じ成分を持つアリシンが含まれ、「疲労回復効果」を長続きさせる作用があります。また、皮膚の粘膜を強化する「カロチン」も豊富で、「ビタミン類」「ミネラル」も含まれ、栄養的にも優れています。
*にらもニンニクと同様に、「抗酸化作用」の働きがありますので、普段から食べるようにすると、体調管理にも役に立つと思います。
【まとめ】
いろいろ調べて分かったことですが、「薬味」というのは、私たち現代人に必要な栄養素が豊富に含まれるものばかりで、驚きました。何気なく食べていたのですが、これからは、「身体の健康」のためにも食べていきたいと思いました。
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