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『ファクタリング』ってよく聞くけど、どんなものなんだろう?「ファクタリングを活用してみたい」など、資金調達方法の1つとしてファクタリングを検討中の方も多いのではないでしょうか。
ファクタリングとは、資金を回収する方法の1つです。海外では多くの企業が利用しているものの、日本国内の知名度はさほど高くありません。
しかし、ファクタリングには大きなメリットがあり、上手く活用することができれば、より効率的に事業を運営することができるのです。
ここでは、ファクタリングの概要をできる限り簡単に解説した上で、メリット・デメリットからファクタリングの活用方法まで、詳しく解説します。
【FP解説】かんたん!ファクタリングの仕組みと特徴
あなたは「ファクタリング」についてどの程度ご存知でしょうか。ファクタリングについては知名度もまだまだ高くないため、「聞いたことがある程度」「資金調達方法を探していて、インターネットで見た」という方が大半でしょう。
ファクタリングについては難しい記述が多いため、ここではできる限り専門用語を使わず解説していきます。
まずは、ファクタリングを理解するために最低限必要な専門用語を確認し、その上で大まかな概要に触れていきましょう。
ファクタリングを理解するために必要な4つの専門用語
ファクタリングを理解するために最低限必要な専門用語として、以下の4つがあります。
売掛金
債権
債権者
債務者
特に頻出する用語ですので、それぞれの意味を簡単に解説しておきます。
上記4つの用語の意味をご存知の方は、「ファクタリングとは」よりご覧ください。
売掛金
モノやサービスを売買する際に発生する、「将来的に支払われるお金」のことを指します。
例えば、翌々月払いとなっているB社に対し、A社が500万円の商品を売ったとします。
この場合、A社に対し、500万円の売掛金=「将来的に支払われるお金」が発生することになります。この売掛金は、B社の支払い日である翌々月まで回収することができません。
この支払いまでの時間差が、ファクタリングを理解するためのポイントとなります。この記事内では、売掛金を回収する権利=債権と捉えるとよりわかりやすいでしょう。
債権
債権とは、「一定の行為を請求できる権利」のことです。これでは少しわかりにくいので、この記事内では、「お金を払ってもらえる権利」だと理解しましょう。
例えば、A社が500万円の商品をB社に売却したとすると、商品代金が支払われるまでの間、A社は「B社から500万円を払ってもらえる権利」を有することになります。この権利が債権なのです。
債権者
債権を持っている人のことです。多くの場合では、商品やサービスを提供した側が持つことになります。借金でいえば、お金を貸した側の人に発生するケースが多いです。
債務者
債権に対し、何らかの行為を行う義務がある人のことです。例えば、誰かからお金を借りた場合、借金を返済する義務がある人のことです。
これらの専門用語を簡単に理解していただいた上で、ファクタリングをご説明します。
ファクタリングとは
ファクタリングとは、事業の資金を回収する手段の1つで、売掛金を早期回収する方法です。具体的には、売掛金(債権)の回収をファクタリング会社に依頼することで、当初の支払い予定日よりも早く現金を支払ってもらうことができます。
ファクタリングによる資金調達は次のような流れです。
ファクタリング会社と契約
取引先と契約
ファクタリング会社から売掛金相当額を早期に受け取る
取引先からファクタリング会社へ、期限内に売掛金を支払う
この流れを分かりやすく表したものが下図です。
例えば、取引先企業の売掛金支払い予定日が翌々月だったとしましょう。ここでファクタリングを活用すれば、取引先企業の支払いを待つことなく、売掛金を早急に現金化することができるのです。
ファクタリングを利用する場合、利用手数料が発生します。多くの場合、ファクタリング会社が手数料を差し引いたうえで、依頼者に支払いが行われます。
ファクタリングと融資の違い
ファクタリングと融資の違いをかんたんにいうと以下になります。
ファクタリング
売掛金(債権)をファクタリング会社に譲って、将来回収する予定だった現金を早く支払ってもらうこと。
融資
資金を融通する行為のこと。お金を借りる行為として扱われることが多い。
ファクタリングは権利を利用した取引ですので、お金を借りる行為ではありません。対して融資は、他社からお金を借りる行為を指します。
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