
あなたは大丈夫? 間違えやすい3つの乾燥肌対策
お肌の乾燥が気になる季節になりましたね。ほっぺたはカサカサ、唇はひび割れ、脛に至っては粉をふくほどかっぴかぴの乾燥肌に毎年悩まされるこの季節!色々な乾燥対策アイテムがお店に並びどれが良いのかも悩みます。
でもちょっと待って下さい!あなたの良かれと思ってやっている肌のお手入れが実は逆効果になっているかもしれません!
そこで今回は、間違えやすい乾燥肌対策と正しい対処法をご紹介します。
(1)長時間の入浴
寒くなるにつれ、体の冷えはツライものですよね?なので、冷え性に効き、健康・美容に良いと言われているお風呂。ついつい長風呂になっていませんか?しかし、あまり長時間浸かっているのはお肌には良くないようです。
肌がふやけた状態は天然保湿成分(NMF)や細胞間脂質セラミドなどが失われて乾燥肌になってしまいます。長時間の入浴後はいつも以上に保湿成分を含む化粧水で水分を入れ、その後に乳液、クリーム、オイルなどで油分を補いましょう。
(2)水分の過剰投入
水分を肌へ過剰に投入すると、皮脂分泌バランスをくずし、保湿機能が低下する可能性があり、特に次のことには注意して、正しくケアする事が大事です。
【加湿器を顔に近づけたり、誤ったスプレー化粧水を使ってない?】
加湿器の蒸気に顔を近づけすぎると顔についた水分は、蒸発する際に肌水分も一緒に蒸発させてしまいます。加湿器を顔に近づけるのは避けて下さい。
また、ミスト化粧水もすぐに蒸発してしまうので、注意が必要です。特に無添加のものは保湿成分が少なく、蒸発するときに一緒に肌の水分を奪ってしまいがちなのです。
ただし、ミスト化粧水には、洗顔後の化粧水前のブースター、入浴後のスキンケアまでのつなぎ、皮脂崩れ防止とメイクの仕上げなど、補助的に潤いがほしい時に簡単にムラなく、また手の雑菌を気にする事なくリフレッシュできるなどの利点もありますので他のものと組み合わせたり、保湿性のあるものを選ぶなど効果的に使いたいですよね。
【フェイスマスクを乾燥するギリギリまで貼る】
保湿パックやマスクの集中ケアは時に必要ですが、長時間つけていれば良いというものではありません。水分は乾燥したほうに移るため、縁がパリパリになるほどマスクをつけていれば肌の水分はマスクに吸収されて肌の水分が失われます。規定の時間を守り、間違ってもマスクをつけたままで眠るなんて事は避けて!
【多量の化粧水をパッティングする】
薄い角質層に化粧水が浸透する量は限られています。つけすぎは本来の皮脂分泌バランスをくずし、保湿機能が低下する恐れがあり、セラミドなどを含む化粧水を適量、パッティングでなく顔を包み込むようにするハンドプレスでなじませるといいでしょう。
(3)リップクリームの使いすぎ
冬には欠かせないリップクリーム。常に肌身離さず持ち歩き、乾燥を感じたらすぐ塗る!という使い方は逆に唇を痛めているかもしれません。
唇は角層が薄いのでリップクリームで乾燥を防ぎますが、グリグリ塗ると唇の周りまで荒れてしまいます。唇の縦シワに沿って1回塗るだけで十分です。メントールも刺激になることもあるので気をつけてください。
間違えがちな肌のお手入れ。正しいやり方をマスターして今年の秋冬の乾燥から肌を守ってあげたいですね。( ☆∀☆)
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