住宅ローン申し込みにクレジット一括払いは審査に影響する?

住宅ローンの申し込みをしますと、金融機関を問わず、住宅ローンの審査が行われます。

この時、保有しているクレジットカードの利用状況や契約状況も合わせて確認されることになるのです。

クレジットカードには3種類の支払い方法があります。

買い物や何かしらのサービスを受けた代金を後でまとめて支払う「一括払い」と、複数回に分けて支払う「分割払い」「リボ払い」などです。

住宅ローンの申し込みや審査時にクレジットカードの一括払いを利用していた場合で、いわゆる代金の未払いが残っている場合は、住宅ローンの審査に影響を及ぼすことはありません。

これは、あくまでも一括払いを選んだことによって、「本来ならば今支払うべき代金を一旦クレジット会社が立て替え払いし、後ほど、クレジット会社に対して立て替え払いしてもらった代金をまとめて支払う」といった約束を交わしているためです。

そのため、クレジットカードの一括払いの履歴は、住宅ローンの審査時に必ず確認される個人信用情報の履歴には載りません。

このため、住宅ローンの申し込みを受けた金融機関側としては、クレジットカードの一括払いは、住宅ローン審査の対象外となります。

ただし、一括払いの代金が引き落としされる日を過ぎても代金が無事決済されない場合は、当然のことながら、代金の決済が遅延した履歴が残ることになるため注意が必要です。

住宅ローンの申し込みや審査時にクレジットカードの分割払い。リボ払いを利用していた場合

住宅ローンの申し込みや審査時にクレジットカードの分割払いを利用していた場合で、代金の完済が済んでいない場合は、個人信用情報に利用履歴が残ることになります。

これは、分割払いだけでなくリボルビング払いも同様です。

ただし、住宅ローンの審査において、クレジットカードを利用して分割払いやリボルビング払いを利用していることが大きな問題になるのではありません。

あくまでもこれらの代金が完済までに滞りなく支払われ続けているのかが非常に重要なのです。

住宅ローンの返済もクレジットカードの分割払いなども、完済までにしっかりと滞ることなく支払い続けていくことが信用のあることにつながりますので、融資をする金融機関側から重要視されることは当然です。

最後にクレジットカードを活用している方で住宅ローンの審査にこれから申し込みを行う予定がある場合は、クレジットカードに絡むお金の管理について、特に注意を払って下さい


関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

WP2Social Auto Publish Powered By : XYZScripts.com